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生物教材製作所 > 実 験 > ミクロメーターの使い方
実験プリントA3版(226kb)

◆ 目 的

   ミクロメーターを使って、細胞の大きさを計測する。

◆ 準備するもの

   プレパラート,光学顕微鏡,対物ミクロメーター,接眼ミクロメーター

◆ 方 法

@ 接眼レンズの中に、接眼ミクロメーターを入れる。
A 接眼レンズをのぞいて見る。目盛が傾いているときは、接眼レンズを回
  して、水平にする。
B 対物ミクロメーターをステージにのせ、接眼レンズをのぞきながら、対物
  ミクロメーターの目盛の周囲の同心円を手がかりに、対物ミクロメーター
  の目盛を視野にいれる。
C 対物ミクロメーターと接眼ミクロメーターの目盛がちょうど重なるところを2箇所見つけ、その間の接眼ミクロメーターと対物ミクロメーターのそれぞれの目盛の数から、接眼ミクロメーターの1目盛の長さを計算する。

  接眼ミクロの1目盛の長さ × 接眼ミクロの目盛の数 = 対物ミクロの1目盛の長さ × 対物ミクロの目盛の数
      ( Xμm )      ( 数える )       ( 10μm )        (数える)

                                                           なので、

  接眼ミクロの1目盛の長さ = 対物ミクロの1目盛の長さ × 対物ミクロの目盛の数 ÷ 接眼ミクロの目盛の数
      ( Xμm )       ( 10μm )       ( 数える )     ( 数える )

                                                           となる。
D 対物ミクロメーターのかわりにプレパラートをステージに乗せ、
  接眼ミクロメーターで試料の大きさを計測する。

◆ 考 察

@ 対物ミクロメーターだけでは計測できないのはなぜか。(たとえ対物ミクロメーターの上に直接試料をのせても計測できない。)
  ・対物ミクロメーターの目盛と、試料の両方に同時にピントを合わせることは出来ないから。
A 高倍率にすると、接眼ミクロメーターの1目盛の意味する長さはどうなるか。
  ・短くなる。(倍率を4倍にすれば、1目盛りの長さは4分の1倍になる。)

     

 倍率を4倍にすると、試料(細胞など)の見た目は4倍になる。仮に、倍率100倍で接眼ミクロメーター3目盛分の大きさであれば、倍率400倍では接眼ミクロメーター12目盛分(3目盛×4)になる。しかし実際に試料の大きさが変わったわけではないので、接眼ミクロメーターの1目盛の意味する長さが4分の1になったことになる。

◆ 参考資料

「フォトサイエンス 生物図録」 鈴木孝仁 (数研出版 790円)
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